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100%、オシムよりジーコの方を支持します
ジーコJAPANの初期の模様を追っているが、やはりハイライトは2003年のコンフェデだろう。特に2回戦のフランス戦は、ジーコJAPANの全試合の中で、2005年のコンフェデのブラジル戦と並んでベストな試合。この2試合が、誰が何と言おうとトップ2です。まず、個人的な話だが、ジーコJAPANで日本時間の明け方に放送された国際試合はハズレがなかったように思える。2004年のイングランド戦しかり。。 前述の2003コンフェデのフランス戦は、負けはしたけれど間違いなく中村俊輔のゲームだった。特にあの同点フリーキックは今見ても当時の感動が蘇り、鳥肌が立つ。で、あの相手を馬鹿にしたようなルーレット。ゴールを決めたあとに「10」のエースナンバーを指さすところもかっこよかった。
新たなる戦い
ｖｏｌ.２は１５０分あったが、今作は１２０分弱。
その分、２と比べると練習・インタビューの収録時間が格段に短い。
だが、試合をどんどん見せた後で、ジーコの思惑（守備ライン総入れ替えなど）が聞けるので、スピーディな仕上がりになっている。

ジーコが監督に就任した直後のジャマイカ戦から、２００３年最後の東アジア選手権までを収録。
この時期はあまり大きな大会は無いので、親善試合での結果による選手の見極めが、代表にとっての目的となる。
東アジア選手権で活躍した久保が、この後のＷ杯１次予選でエース的な存在になるなど、この作品を知ることでｖｏｌ.２の観る意識も変わってくる。

ｖｏｌ.２にも言える事だが、ナレーションの声が素晴らしい。
話し方や、伝える情報も貴重なものばかりである。
コアなサッカーファン向けの作品である。

リバウド〜！！！
リバウドのリーガ最後のシーズンとなってしまった０１／０２シーズンのダイジェスト。現在はこのシーズン終了後移籍したミランを退団し、ブラジルへ帰ってしまったリバウド。このＤＶＤをみると、現在では貴重な彼の雄姿を堪能できます。
足りない…
バレンシアが優勝した昨シーズンの総括です。「オフィシャル」と銘打ってる通り，まずすべての1部チームが少しづつ紹介されるのは公平でいいのですが，その時間があまりに短すぎます。チーム同士の優勝争いといった横の関係はまったく無視され，この試合が名勝負だった，というような紹介もありません。

次に数人のキーマン（ラウール，ジダン，アイマール，カニサレス，ベニテス監督など）が少しづつクローズアップされますが，これまたあまりに各々の割り当て時間が短く，また映像もチーム紹介で観たものの繰り返しばかり。フィールド外の映像やインタビュー等は一切ありません。以上本編が全部で1時間くらい。

DVD特典，ノンストップゴール集27分！は迫力ですが，これにも疑問が。この年の得点王で次点!になったモリエンテスや，ラウールのゴールが入ってないのです。ケースの目立つ場所にどーんと写真が出ているこの二人のゴールを入れてほしかった（グティは三つも入ってるのに，不思議です）。ちゃちな音楽がついてますが，フィールドサウンドの方がまし。「オフィシャル」だから日本の発売元の責任ではないのかもしれませんが，内容，編集ともに物足りなさが残ります。去年のリーガの映像なら何でも欲しいという人はともかく，自分で試合を録画してマイビデオを持ってる人には必要がないと思います。99/00シーズンの製品の方がまだ工夫がありました。