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記念すべき第一回大会は
当時本当にトレバーフランシスが国立でプレーするのか、と信じられない思いでピッチを見ていた事を思い出します。刈れた芝の国立競技場は今では見られないものですが、世界へ配信された事が芝の改善にもつながったのでしょう。映像は当時ののままですがアナウンスが入っていないため迫力にかける気もしますが当時では違和感を感じたハイテンションなアナウンスよりスタジアムの臨場音だけの方がいいとも言えるかもしれません。何よりも今年から始まる世界クラブ選手権に通じる第一歩の記念すべき映像としての価値があるでしょう。
南米ウルグアイが第一回を制覇
ビクトリーノといえばキャプテン翼のライバル、ラモン・ビクトリーノを思い出す人も多いかもしれませんが、第一回トヨタカップのヒーローはワルデマール・ビクトリーノ。前半１０分にドリブルで上がったモレイラからのクロスを受け、DFをかわしてのシュート。
イングランド代表キーパーであるシルトンも反応しきれないビューティフルゴールだ。

冬枯れの芝、優勝商品の車はトヨタ・セリカ。時代の流れを感じさせる第一回ではありますが、６万２千という観客は今も昔も本物の香りを味わいたいという思いを伝えてくれる。

ザマー欠場が残念
ユベントスからの移籍組、メラーとパウロ・ソウザが攻守に輝いています（ジュリオセザールも同じ組）。しかし、２人と共にチームのセンターラインを構築して欧州最優秀選手も受賞したリベロ、ザマーがケガのために欠場しています。絶頂期のドルトムントを期待している方は、その点で購入前に注意が必要かもしれません。
クルゼイロは、３トップがオフサイドトラップにかかりまくり、好機を生かしきれませんでした。試合の組み立て自体はこちらの方が巧みなんですが。指揮官はＪリーグでおなじみのネルシーニョ監督。雨あられのシュートを防いでいるのは、当時２４歳のヂダです。
懐かしかった！
ドルトムントにはメラー、パウロ・ソウザ、シャプイサ、ジュリオ・セザールなど・・・
一方クルゼイロにもベベット、ドニゼッチ、リカルジーニョ、ジョアン・カルロスなど・・・
両者勝るとも劣らない蒼々たるメンバーが揃っています。
これは何年経って見ても圧倒される試合です！

是非見てみてください！