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華やかさには少し欠けるがゲームとしては面白い
　マンチェスターユナイテッドが、チャンピオンズリーグでロスタイムの逆転劇を含めたトレブル(３冠)を達成した年のトヨタカップ。内容としてはゴール前のシーンも多く面白いゲームだと思う。残念なのはベッカムのロングボールがそれ程見られなかったことだ(ジュニオールにマークされていた)。直接ＦＫも一回だけだったし。 　南米代表のパルメイラスにはアスプリージャ(コロンビア)、ジーニョ＆サンパイオ(元横浜Ｆ)、ＧＫマルコス、アレックス(シドニー五輪ブラジルの１０番)等が出場する。 　欧州代表マンチェスターユナイテッドは、ベッカム(坊主やモヒカンにする前の髪がサラサラの時)、ギグス、スコールズ、ロイ・キーン、スタム、ヨーク等が出場。アンディ･コールはこの時怪我で来日しなかった。
ベッカム
　この頃は、今と違って、日本での「ベッカム」の知名度もあまり高くなかったが、ベッカムの所属する、マンチェスター・ユナイテッドが最強（ここ数年で）だったのはこの頃、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ、トヨタッカプとタイトルをすべて手にする。

　そして、ブロンドの髪をなびかせてピッチを駆けるベッカムは今とは違うかっこ良さがある。そして、ベッカムだけではない、今話題の、キャプテン、ロイ・キーンやライアン・ギグス、ポール・スコールズ、ニッキー・バット、ヤープ・スタム、そして、ドワイト・ヨーク、アンディ・コールのゴールデンコンビ（前半から見たかったが…）や、マーク・ボスニッチ（自分的には今試合のMVP）のたくさんのファインセーブなど、見所いっぱい。